D(駄目人間専用)C(カメラ)

えー、昨日の続きになります。
完動品のはずが壊れていたローライ35を持って実店舗へ行った私が、
何故か新しい(古いけど)カメラを買っていた件…

(何だこのなろう系っぽさ)
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実はワタクシ、修理というより返品あるいは同等品と交換になるだろう、
と考えていたのですよ。
つまり不具合のないカメラを持ち帰り(返品の場合、別のを買う)、
今日、そのカメラで撮影を楽しむ…という計画を立てていたわけ。
ところがお店で事情を説明し現物をチェックしてもらったところ
「あー明らかに故障ですね申し訳ありませんすぐに修理対応します」
と、こちらが何かを言うヒマもないまま修理預かりという事に。
て事は、カメラを持ち帰る事はできないわけで
翌日の撮影行は…??となってしまったわけですね。
いやお前カメラ何個も持ってるじゃねえか!
そう思われるかも知れませんが…やっぱね、
新しい(古いけど)カメラを使ってのウキウキ撮影行は捨てきれん!!
というわけで(?)、帰り道、駅前のハアドオフに売っていたこれ

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を買ってしまったと。
いや、もちろんローライ35を手放すつもりはないんですが、
ピント合わせが目測式(被写体との距離をてきとーに合わせる)なのは
色々と不安があるのは事実。そこで一部の人に評価の高い
レンジファインダー方式のカメラを使ってみたくなったのですよ。

kkp0888.jpg
で、この「オリンパス35DC」って奴ですが、フルマニュアルのローライ35とは一転、
ピント以外フルオート。
絞りもシャッタースピードも、自分では一切決められない…
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個人的にはある程度マニュアル操作できた方がいいんですが、
中古品にそんな贅沢は言ってられんのですよ…とか言いつつ
実は他の選択肢もあったにはあったんですが…決め手となったのは
このカメラの製造年が1971年。昭和46年…50年もの。
つまり私と同い年だったから。
くだらねえ?けど、そういうのって案外馬鹿にできない要素なのよね。


…ま、そんなわけで今日、予定通り撮影に行ってきました。
白状しますが、所詮手軽さが売りのコンパクトカメラ。
一眼レフには遠く及ばない
と高をくくっていたんですが…

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何か、自分でもビックリする位バシッと決まってる!
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すげーシャープ!何故かピントが合ってる率も高い!
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ごめんなさい僕が間違ってました!
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うおおおおお!眠気も吹き飛ぶ程シャープだぜ!もよよ~ん!
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気力みなぎる!やる気溢れる!へにょ~~~ん!

…てなもんです。
や、冗談はともかく、侮ってましたよ新しい(古いけど)コンパクトレンジファインダー機。
一眼レフと比べてレンズ交換ができない不便は確かにあるけど、
文字通りコンパクトだしミラーショックがないので手ぶれしにくいし静か。
ピント合わせも、慣れるとむしろやりやすい…かも。

ただ、このルートは深みにハマるとヤバすぎる(ラの字がチラつく)ので、
程々にしたいと思うます…
では!
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テーマ : 日記 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

35DCの弱点は、今にしてみれば大きいということだけかもしれません。
それにしても、この当時のオリンパスのプログラムラインを設計した方はすごいと思います。
晴れも曇りも室内もどんな場合もバシッと決まります。
それと多分、このカメラはレンズが抜群にいいんだと思います。
まさに、オリンパス恐るべしですね。

No title

ふふふ…けうけうさん、やっちまいましたからの楽しそうなカメライフですね!!
うっかり手を出したブツが、思いがけず満足いくものだったのは良かったです♡
…本当、新しいものがすべて良いとは限らんのですねーー(と、超アナログ人間は同調しきりです)!!

たいやきさんへ

>聞きかじった情報でしかありませんが、
この時代のカメラは色々すごいですね。
「失敗させない」事に、情熱を燃やしていると言うか…
素人ゆえ、プログラムオートがどういうアルゴリズムで動いているのか
未だにさっぱり分からないのですが、
よっぽど変なシチュエーションでなければ
手ぶれしなさそうなシャッタースピードにちゃんとなってるところとか
考えられてるな、と。

あと、私が35DCで気に入った事の一つは
余計なものが一切ない、端正すぎるスタイルです。

NENさんへ

>所詮ハアドオフの棚の肥やし、ローライ35が戻ってくるまでのつなぎ
…程度にしか考えてなかった物が意外な良品だったのは、
まさに超ラッキーでした。
なにせ一緒に持ってったデジカメを、全く使わなかった位ですから。
(フルマニュアル・目測測距のローライ35じゃ、そうはいかない)

でも、二言目には懐古老害しか言わない現代人には
こういうの、理解できないんだろうなぁとも思います…

No title

やっぱり「ズーム」ではなく「単焦点レンズ」というのは偉大ですねー
「その画角しか撮れない」=「ほかに迷いようがない」=「撮影することに集中できる」
そして何といっても「画質が良い」!!

………自分の子供の頃(親父の世代)は、一眼レフ買って最初に付けてもらった「標準レンズ」=50mm1本で、なんでもかんでも撮ってましたねぇ
「一眼レフ形式」という点を重視しての購入で、「レンズ交換する」などと言うのは「ヌード撮影会に出かけてゆく(ウチの叔父さんだ)」みたいな「カメラマニア」「写真趣味者」に限定された“特殊行為”だったようです

「自分の年齢と同じ(生年と同じ製造の)カメラを入手する」………はい、「ラの字」界隈(に限らずくらかめちほー)では非常に有名な“特殊性癖”ですねー
「カメラウィルス」どころかすでに「ライカウィルス」感染の疑いすら、ありますよー(笑)

さぁ、こっちへおいで~楽しいよぉ~バルナック型ならヤフオクで2~3万からあるよーあの手触りとメカニカルな姿と特殊な「撮影作法」はハマったら病みつきになりますよぉ~
とゾンビのごとくウィルス拡散を目論んでみるテスツ(死語)

ひふみーさんへ

>いやああああああ!勘弁してくださいライカ株は!
例えボデーが安くても、どうせレンズで泥沼にはまるのは既定路線じゃないですか!
…あ、そう言えば実家に、父のヘキサーRFがあった様な(爆)。

それはともかく
こんな私も、社会人になって自分でカメラ買う様になった頃は
いわゆる便利ズームばっかり使ってたんですよ。
単焦点?大口径?うるせえ黙れ。何でも出来る便利さには敵うまい!!
…と。
でも今は単焦点ばっか持ってます。
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