交通ルールって何だ?

分かってるんですよ、
ネガティブなネタばっかりだと印象悪くなるって事は。

でも、書かずにはいられない事が起こったので、
書かせてもらいます。
私は、猛烈に腹を立てています。
そこら辺を承知の上で、以下をご覧下さい。
kki0329.jpg

朝の出勤途中、歩道を歩く私の前方に、
脇道からクルマが顔を出しました。
文字では説明しづらいので、簡単な図を出します。
kki0328.png
そのクルマは左折する為に、車道のクルマが途切れるのを待っていたのですが、
私がそのクルマの前を通過しようとした、ちょうどその時、
突然そのクルマが発進したのです!

私はとっさに身をかわしたのでぶつけられずに済みましたが、
当のクルマの運転手(20代前半と思われる男)は
驚いた後適当に頭を下げ、悪びれた風もなくそのまま走り去りました。

この男は、真正面に人がいるにも関わらず、
クルマを発進させたのです。
私をひき殺そうとしたのではなく、私の存在に全く気付いていなかったのです。
クルマの真正面にいた人物の存在を、です。






こう書くと、さも意外な出来事だったかの様ですが、
実は私は、この自体を予測していました。

脇道から出てきて車道が途切れるのを待っているその間、
この男は右側しか見ていなかったからです。
前や左を、ほんの少しも確認していなかったのです。
「こいつはきっとやらかすぞ…」
そう考えていた私は、
歩きながらも身構えていました。

しかして、これ以上ない程のタイミングで
私の予想は的中したのです。

これはつまり、この男の行動を予測できていなければ、
ほぼ間違いなくぶつけられていた、という事です。
初動の遅いクルマとは言え、この巨大な鉄のカタマリの前に人は無力。
突然ぶつけられれば車道へ倒れ込み、
車道を走るクルマに轢かれるのは想像に難くありません。

運転手の男にしてみれば、「ちょっとした不注意」程度の感覚かも知れませんが、
その「ちょっとした不注意」で、
人の命は簡単に失われるのです。
道路交通の危険性を理解していれば、
注意というものは、いくらしても十分という事はないはずです。


これは今回の件だけの問題ではありません。
もちろん、自分が被害者になりかけたから言っているわけでもありません。
街を見れば、
その危険性を全く理解していないドライバーのなんと多い事か。
たまたま事故に遭ってないというだけで、
自分が運転が上手いと勘違いしている者のなんと多い事か。

脇見、不注意、携帯、さらに飲酒…

世の中をナメ過ぎてます。
しかし、悲しいかなこれらはむしろ当たり前になっているのが現実です。
ハッキリ言って、事故を起こした加害者がどうなろうが、
知ったことではありません。

しかし、被害者の立場の悲惨さ、
そしてドライバーはいとも簡単に加害者になれる、という事を
どれだけの人が認識しているのでしょうか?

法律での罰則が重いからではなく、
誰でも起こしうる悲惨な事故を、可能な限り防ぐ事の重要さを、
多くの人に認識してもらいたい、と、私は願っています。
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テーマ : 今日のつぶやき - ジャンル : 日記

コメント

No title

車を運転する身にとってはほんと
いろいろ気をつけないといけないことが
たくさんです。でも気をつけないドライバーって
山ほどいますよね!!
もうそういうのを取り締まってよ警察!って
いいたいですよ!免許剥奪とか。

とりあえずけうけうさんが無事でヨカッタヨカッタ。

No title

無事でよかったですね。

それにしても最近はこういうドライバーが多いですね。本当に危ないです。
自分も少し前に同じ目にあったのですが
(年配の運転手でした)その時は頭にきたので
タイヤを蹴飛ばしてやりました。
(車体はマズイと思った)
車に限らず自転車、歩行者でも最近は
こういう人多いですけどね。

No title

おはようございます!お久しぶりです。

けうけうさんご無事で、よかったですね;-;
一つ間違えていたら、病院直行、悪ければ死亡・・・
そんな事もありえる事態ですよね。

車の性能が良くなって・・・ドライブが快適うんぬんって
言った処で所詮ドライバー目線には変わりなく、
一トン近い物体が生身の人間にブツかれば、例え低速だったとしても
怪我は免れないモノですよね;-;
(未だに、バック中に子供さんを轢く!とかの事故があるのはその所為だと思います)

車は、そういう意味で『走る凶器』なので・・・
アメリカの銃社会と変わらない気が私自身しています。

結局、そのドライバーさんが、それを意識して
運転してるか?どうかが大きいと思いますけど・・・
こういう記事を読むと悲しいけど低いんだろうなぁ~と。

私も免許を持ってるドライバーの一人として、
この話は他人事じゃないですね;-;
相手が怪我をすれば、『加害者』ですから・・・
その責任は、とっても大きいです

はじめに

みなさんこんな怒り文章にコメント、ありがとうございます。
クルマの運転に関する話は、いつかしてやろうとは考えていましたが、
状況が状況だけに、今回やや冷静さを欠いた内容になってしまったかな?とも思います。
ただ、今回の様な出来事は個人的にも一度や二度ではありませんし、
携帯を使いながら運転等、いつ事故を起こしてもおかしくないドライバーが
やたらたくさんいるのは、紛れもない事実なんです。
この状況で自分を誉めるのはどうかとも思いますが、
私は普段から交差点等で指差確認は欠かしませんし、
雨の日や夜間では時速20~30kmでゆっくり運転します。
そしてそれでも十分とは思っていません。
(家族からは、にも関わらず「運転が乱暴だ」と言われます)
人は、ハンドルを握った時点で加害者になる可能性を負うものですが、
その確率を低く抑える事ができるのは、ドライバー自身だという事を
忘れないで下さい。

心の返信

>こつむんさんへ
いやはや、
入院の話をした矢先にホントに入院じゃ、笑い話にもなりません。
正直、よけずに(車道にはみ出さない程度に)ぶつかってやり、
警察に突きだした方が良かったか?なんて考えちゃいましたよ。
ホント、ネズミ取りなんかしてる暇があったら、
不良ドライバーを一人でも多くしょっ引いてもらいたいです。

>まとさんへ
うわ…タイヤと言えども蹴っ飛ばすって凄い。
携帯の時の話じゃありませんが、
今の時代、いわゆる逆ギレでひどい目に遭うのも
珍しくないじゃないですか。
ま、もちろん私も、心の中では蹴飛ばすどころか
ボコボコにしてやりたいと思ってますが(^_^;)

>嫁バズさんへ
これはこれはお久しぶりです。
久しぶりで、こんな記事で申し訳ないです。

車は、『走る凶器』…
まったくその通りですね。誇張じゃなく。
今の世の中とは、誰でも簡単に殺人兵器を操れる世界なんです。
そして銃と違い、殺人を目的とした物ではない辺りが、
そういう意識を薄れさせる要因なんだと思います。
こればっかりはしょうがないのですけど、
だからこそ、個人の意識は大切なんですよね。
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