やまのぼり
山に登ってきました!

…が、ボロクソのズタボロに疲れました。
今はちょっと落ち着きましたが、途中は歩けない程でした…

こんな時間に起床。
昨日早く寝たのは、この為(「早く寝る」なんてひと言も言ってないけど)。

外はまだ暗い。
で、向かった場所は

西武秩父線の横瀬駅(西武秩父のひとつ手前)。

目的地は、背後に見える変な形の山。

その名も武甲山(ぶこうさん)!
ちなみに何で「変な形」なのかと言うと、
全体が石灰岩で出来ている為セメントの材料として日々削られ続けているから。
山頂からのラインと、手前の稜線がとんでもない段差になってるのが解ると思いますが、
つまりこの山の本来の姿は、手前の稜線から山頂まで普通に繋がっていたんですよ。
凄まじい削られっぷりです。

登山道へ向かう途中も、セメント工場が絶賛稼働中。
何で突然そんな山へ?と言いますと
去年秩父鉄道に写真を撮りに行った時、目に入ってきたその山の惨憺たる姿に驚愕しまして
何と言う事もなしに「いつかあそこへ…」と思う様になったから。
もちろん色々と調べたりしたんですが、「それ」を実行に移したのが何故今日か?と言うと
「何となく」。
私の行動原理は、大抵そんな感じ(もちろん、冬の間は無理、とかは考えてますが)。
まぁそれはともかくとして…

1時間ほど歩いて、ようやく登山口に到着。
ガイドなんかには「約2時間」とか書かれてるので、だいぶ早足。
それが後にえらい事態を招くとは、この時は想像もしませんでした…

で、1時間ほど登ったところにこんな看板が。
これを見て「よし!あと半分だ!」となるか
「げぇ~っ…ま、まだ半分かよ…」となるか(私は後者)。
実はこの時点で、脚はガタガタ。
前半張り切り過ぎて無茶をしすぎたせいか、ふとももが張って動かせない。
とは言え、引き返すには遠くまで来すぎているのでとにかく進む。

そんなこんなで、何だかんだそれから約1時間で、山頂に到着。
この時大体12時。

標高1304メートル、とありますが、以前はもっと高かったとの事。
壮絶なまでに削られた結果、低くなってしまったんだそうな…南無~。

ともかくとりあえず、展望台から秩父の街を望む、の図。

起点である、横瀬駅も見えます(上の写真の、中央やや右)。
しかし展望台と言っても

こんな感じ(これでほぼ全体)。フェンスの向こうは

現在進行形で採掘されています…

最初の方の写真の、山の手前が段差になってる部分です。
良く言われる表現ですが、痛々しいです。
ただ、そんな感じで感傷に浸っている余裕は、私には既にありませんでした。
登りで体力(脚力)を使い果たしていて、この時は本当に一歩も動けなかったのです…
そうは言ってもこんな場所で、誰かに頼るわけにもいかず
ただひたすらに、気合いで足を進ませる…
下山して駅に辿り着いたのは14時20分。
あまりの疲労っぷりに帰りは特急に乗ったのですが、
隣に座ったスーツ姿の女が真っ昼間から缶ビールをグビグビやりだして(しかも2本)
酒臭くって全然落ち着けませんデシタ。うぐぐ…
そして帰宅は18時55分の事。
いやぁ、やっぱり、山を舐めちゃいけませんね。
では~…

…が、ボロクソのズタボロに疲れました。
今はちょっと落ち着きましたが、途中は歩けない程でした…

こんな時間に起床。
昨日早く寝たのは、この為(「早く寝る」なんてひと言も言ってないけど)。

外はまだ暗い。
で、向かった場所は

西武秩父線の横瀬駅(西武秩父のひとつ手前)。

目的地は、背後に見える変な形の山。

その名も武甲山(ぶこうさん)!
ちなみに何で「変な形」なのかと言うと、
全体が石灰岩で出来ている為セメントの材料として日々削られ続けているから。
山頂からのラインと、手前の稜線がとんでもない段差になってるのが解ると思いますが、
つまりこの山の本来の姿は、手前の稜線から山頂まで普通に繋がっていたんですよ。
凄まじい削られっぷりです。

登山道へ向かう途中も、セメント工場が絶賛稼働中。
何で突然そんな山へ?と言いますと
去年秩父鉄道に写真を撮りに行った時、目に入ってきたその山の惨憺たる姿に驚愕しまして
何と言う事もなしに「いつかあそこへ…」と思う様になったから。
もちろん色々と調べたりしたんですが、「それ」を実行に移したのが何故今日か?と言うと
「何となく」。
私の行動原理は、大抵そんな感じ(もちろん、冬の間は無理、とかは考えてますが)。
まぁそれはともかくとして…

1時間ほど歩いて、ようやく登山口に到着。
ガイドなんかには「約2時間」とか書かれてるので、だいぶ早足。
それが後にえらい事態を招くとは、この時は想像もしませんでした…

で、1時間ほど登ったところにこんな看板が。
これを見て「よし!あと半分だ!」となるか
「げぇ~っ…ま、まだ半分かよ…」となるか(私は後者)。
実はこの時点で、脚はガタガタ。
前半張り切り過ぎて無茶をしすぎたせいか、ふとももが張って動かせない。
とは言え、引き返すには遠くまで来すぎているのでとにかく進む。

そんなこんなで、何だかんだそれから約1時間で、山頂に到着。
この時大体12時。

標高1304メートル、とありますが、以前はもっと高かったとの事。
壮絶なまでに削られた結果、低くなってしまったんだそうな…南無~。

ともかくとりあえず、展望台から秩父の街を望む、の図。

起点である、横瀬駅も見えます(上の写真の、中央やや右)。
しかし展望台と言っても

こんな感じ(これでほぼ全体)。フェンスの向こうは

現在進行形で採掘されています…

最初の方の写真の、山の手前が段差になってる部分です。
良く言われる表現ですが、痛々しいです。
ただ、そんな感じで感傷に浸っている余裕は、私には既にありませんでした。
登りで体力(脚力)を使い果たしていて、この時は本当に一歩も動けなかったのです…
そうは言ってもこんな場所で、誰かに頼るわけにもいかず
ただひたすらに、気合いで足を進ませる…
下山して駅に辿り着いたのは14時20分。
あまりの疲労っぷりに帰りは特急に乗ったのですが、
隣に座ったスーツ姿の女が真っ昼間から缶ビールをグビグビやりだして(しかも2本)
酒臭くって全然落ち着けませんデシタ。うぐぐ…
そして帰宅は18時55分の事。
いやぁ、やっぱり、山を舐めちゃいけませんね。
では~…
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コメント
No title
らすさんへ
>もう、めっちゃくちゃ疲れました…
まぁまともな山登りなんて30年位ご無沙汰してるんで、
帰ってこれただけマシとも言えます…
って、半年前の普賢岳に登ってたんですか!
それは何と言うか…無事な頃に行けて良かったって感じでしょうか?
最近は色んな所で色んな事が起こってますからね。
まぁまともな山登りなんて30年位ご無沙汰してるんで、
帰ってこれただけマシとも言えます…
って、半年前の普賢岳に登ってたんですか!
それは何と言うか…無事な頃に行けて良かったって感じでしょうか?
最近は色んな所で色んな事が起こってますからね。
お疲れ様でした
ふわぁ…本当にお疲れ様でした。
私じゃおそらく遭難(ていうか、登山道の途中で動けなくなるなぁ)ですわー。
いつか大昔登った奥秩父の山に再び!…なんて、夢のまた夢だにゃー(T_T)
私じゃおそらく遭難(ていうか、登山道の途中で動けなくなるなぁ)ですわー。
いつか大昔登った奥秩父の山に再び!…なんて、夢のまた夢だにゃー(T_T)
NENさんへ
>いや…その…本当にメチャクチャ疲れたし
本当に途中で動けなくなりましたしねぇ…
でも、あんな場所で「もう歩けませぇん誰かおんぶさせてぇ」
とか言えねえですし。
…ワタクシも昔登った山に行きたいと思ってるけど、
昔とった杵柄なんてアテにしちゃイカンですな。
本当に途中で動けなくなりましたしねぇ…
でも、あんな場所で「もう歩けませぇん誰かおんぶさせてぇ」
とか言えねえですし。
…ワタクシも昔登った山に行きたいと思ってるけど、
昔とった杵柄なんてアテにしちゃイカンですな。
コメントの投稿
登山に行かれたのですね。お疲れ様でした。
自分も25年前、噴火する半年前の雲仙普賢岳に登りました。
当時はとても綺麗な山でした。
現在では残念なことになっていますが…