お~れ~おれおれおれ~

電車に乗っていた時の事…
老夫婦とその孫であろうガキ男の子が
こんな会話をしていました。

「俺、ナントカカントカ…」
『俺じゃなくて、僕でしょ!』
「僕、ナントカカントカ…」

ちと判りづらいかもですが、
孫が「俺」と言ったのを、「僕」と言い直させたんです。
ふむ…
じいちゃんばあちゃんにしてみれば、
かわいい孫が「俺」なんてナマイキな言葉遣いをするのはよろしくない
…とでも考えたんでしょうか。

この時私は、自分が若い頃、母親から
なんて子供っぽい言い方しないで、って言いなさい」
などという理不尽かつ意味不明な要求をされてた事を思い出しました。
(これ、だいぶ前にネタにしてますが、知ってる人ほとんどいないでしょうから…)
私は幼少時から今に至るまで、自分の事(一人称)は一貫して「僕」と言っています。
理由は色々あるでしょうが、言葉に出来るものとしては
自分は『俺』ってキャラじゃない
ってのがあるのですよ。

今じゃすっかり気持ちが枯れてしまいましたが、
一応趣味でマンガを描いていた身としては
キャラクターの特徴を表現する手段として
「口調」は重要だと考えていたし、
それは今でも変わっていません。
このブログのオフィシャル(?)キャラも
当然それを気にしてセリフを言わせているわけです。
一人称ひとつとってみても、どうでもいい事に気を使ってたりします。
例えば…
kki2349.jpg
って具合に。
全部「俺」じゃねーか!
と思うかもしれませんが、漢字、ひらがな、カタカナ
口調や態度によって変わる雰囲気って奴を使い分けてるつもりなんですよ。
分かるかなぁ?この感覚…
ちなみに、私の一人称を表記するとしたら「僕」です。
「ぼく」でも「ボク」でもなく(分かるかなぁ?この以下略)。
ま、どうでもいい事でしょうけどね(^_^;)

そんでは~。
kki2350.png
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テーマ : 今日のイラスト - ジャンル : 日記

コメント

No title

一人称にこだわるってのわかるでありますのです
私はコメントでの一人性は「私」だけどブログの文章や私生活では「俺」だったりするややこしいやつだったりしますが(笑)

それにしても日本語の一人称って私、僕、俺、以外にもたくさんあって使ってる一人称でその人の大まかな性格や場合によっては社会的立場までわかるってかなり面白いことだと思うでありますのです。

同感です

キングハナアルキ様のコメントに同感です!!
「拙者」「それがし」「身共」とかならそれだけで時代劇だし、「朕」なんて身分を表すいい例ですよね…(英語とかには全く無いんでしょうか??こういうの)

漢字平仮名片仮名の違いにも深い意味を感じます。
音は同じでも表記で印象まで変わる、それを共有出来るというのは、立派な「文化」だと思います!!
…なんていふ感覚も、日本人特有の物なのでせうか??

俺のコメ返

>キングハナアルキさんへ
そうですねー、僕も、ブログ上じゃ「私」だし
気分次第で「俺様」とか「あっし」とか使う事もありますし。

こういう、一人称で個人の特定(?)ができるって
日本語以外にないのかなぁ?と度々思うのですが、
少なくとも英語圏なんかじゃ小説とかでセリフの前後に
「~は言った」みたいに書かれる事が多いそうです。
そうしないと誰の発言か分からないからとか何とか。
(真実は不明ですが)

僕のコメ返

>NENさんへ
外国語にもいわゆる文語体はあると思うんですが、
一人称がどうとかいう話は聞いた事がないですねー。

で、「表記の違いで印象まで変わる」ですが
見る分にはともかく、(自分で)書く場合
あまり意識してる人は多くない様なイメージはあります。
大の大人が「ボク」とか書いてるのを見ると、
なんだかな~と、勝手な事を考えちまうのですよ(^_^;)

No title

私もすごくこれ気になります
気になりすぎて一人称が使えなくなって
ほとんど何も話せなくなった時期も…
英語のように全部Iだったらよかったのに

儂のコメ返

>ダメ子さんへ
うぅ…確かに「僕」と言うべきか
かしこまって「私」と言うべきか…なんて
悩む事はありますが、
それでもやっぱり色んな言い方がある方がいいと思いますよぉ~。
アイマイミーマイン(違う)。
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