ねんがんのモードラ内蔵カメラをてにいれたぞ!

あさひ「いい所に来たねバカマッチョ君!
このカメラ、中のフィルム取り出すのに
1トンのパワーが必要なのよね。
隼人くんやデヴ君じゃ頼りにならないから
ぜひ!開けて欲しいんだけどな~…
大継「ぐ…ぐ…うぐぐ…
例によって念願でも何でもないんですが、
また新しい(古いけど)カメラを手に入れちまいました。
それが、これ。

ニコンの通称F3桁機第1号機、F-301!

裏。例によってドシンプル。
以前鉄道写真の為のカメラシステム一式を売っ払った際も
実家に残っていた、ミノルタのα(アルファ)システムの残骸を
カメラ屋に売却してきたんですよ。
その帰り、ふと、ジャンクコーナーに足を運んだら、コイツがいた。

上から。コイツはモータードライブ内蔵(自動巻き上げ)なので、
巻き上げレバーがない。
そのお値段、500円也。
ジャンクって事は、恐らくまともに動かないのだろう。しかもその店、
関東のカメラ好きなら知らない人はいないだろうレベルの有名店。
=そこら辺の古物屋みたいに「何か古いからジャンク」みたいな
いい加減な査定はしていないと思われる。

下から。電池を底蓋に収納する仕様の為、三脚穴が変な場所に…
ま、三脚なんて使わないからいいけど。
昔ながらのMFカメラと、αショックの影響でワラワラ出て来た
AFカメラとの狭間に生まれたコイツは、正直今まで全く興味がなかった。
(ちなみにコイツはかのミノルタα-7000の半年後の発売。
そしてコイツの半年後に、事実上ニコン初のAF機F-501が登場)
しかし、何故か惹かれるものがあった。
仮にダメでも500円なら…というわけでお持ち帰り。

巻き上げが自動なのに、巻き戻しは手動な為、巻き戻しクランクがある辺り、
実に中途半端。でも、それがいい?!
帰ってきて電池を入れても、ウンともスンとも言わない…が、
電池入れの接点に浮かんでた青い錆をゴシゴシ削って落としたら…
コイツ…動くぞ!
やったぜ!いくら歴代ニコンの中でも
不人気度では下から数えた方が早いシロモノでも、
格安で入手したジャンクを蘇らせたとなると、話は別だ。

それにしても、よりによってα-7000を売却(売値10円)したその帰りに
こんな奴を手に入れるとはね…分からんものよな(?)。
じゃ、そんなところで。
以下、コイツで撮影したしゃしん。

ちょっと前の記事ネタにした、地元の神社とそこの桜。

あの時代のカメラなので巻き上げのモーター音がすげーうるさいけど、
それもまたをかし。
こう、色んな種類のカメラを使い回すと、
それぞれの良さ、悪さを体感できてそれがまた楽しい。

それではまた!
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